Map Box

企業・サービス概要

Map Boxは、2010年にアメリカで設立された、地図情報サービスの開発プラットフォームを提供する企業です。同社が提供する地図情報サービスの開発プラットフォームは、高度なデザイン性とカスタマイズ性を有しており、各種データとレイヤーを柔軟に組み合わせ、顧客独自の地図情報サービスを簡単に開発できるのが特長となっています。

2010年の設立以降、CNN、Facebook、General Electric、IBM、Instacart、Lonely Planet、Porsche、Snapchat、Tableau、The Weather Channelなど、多くの企業に採用されています。2017年11月には、ソフトバンク・ビジョン・ファンドを通じて1億6400万米ドルの資金を調達することに成功しました。また、2019年7月には日本で事業を開始し、2020年3月になるとソフトバンクとMap Boxとの合弁会社として日本法人の「Map Box Japan」を設立し、今後日本国内でMap Boxを本格展開していく方針を示しました。

AI分野におけるポイント

Map Boxは、革新的な人工知能(AI)とデータ分析技術を活用したリアルタイムに更新されるライブロケーションマップです。世界中のライブロケーションデータをより早く、クールに表現するためのデータビジュアライゼーションの基盤を提供しています。開発者はこのプラットフォームを介し、IoTデータをはじめとした多様なロケーションデータを活用することで、新たなUI・UXをもたらすロケーションサービスの開発が可能となります。

同社が提供している“Vision SDK”では、車載カメラと連携させることで、AR機能を用いた車線レベルでのナビゲーションや、AIによる危険運転感知が可能になります。 また、スマートフォンのカメラとも連携できるので、特別な装置は必要ありません。従来のカーナビよりも分かりやすいナビゲーションシステムと、スピード違反などの危険運転感知を同時に行える人気のプラットフォームとなっています。

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