企業・サービス概要
2000年に設立の東京都千代田区に本社を置くビッグデータの取得・分析を行う企業。上場前まではオプトの関連会社でした。2013年、東京証券取引所マザーズに上場。ビジネスにおけるソーシャル・ビッグデータの幅広い活用を支援。ツイッターなどのSNSビッグデータを使ったAIマーケティング支援を行っています。
世界各国のソーシャル・ビッグデータを使ったマーケット調査・分析、インバウンド消費に関する需要予測、企業のブランド調査・競合調査、マーケティング戦略策定分析などのサービスを提供しています。世界中のソーシャルビッグデータを保有し、それを基盤として、データ/プロダクト/サービスの3つのレイヤーでサービス・プロダクトを展開しています。ソーシャルビッグデータを活用することで、自社・競合ブランドの認知の状態や、クチコミ発生要因、情報伝搬経路等の解析を行うことが可能になります。これにより、データドリブンで再現性の高い原因分析、仮説検証、最適なプロモーション提案といったマーケティング活動の支援を行っています。
SNS広告やコンサルティングを含め、マーケティングを総合的かつデータドリブンに支援するSNSマーケティング事業を軸にSNSや広告を自社運用している企業に向けてSaaSツールやその他のサービスを提供しています。
AI分野におけるポイント
・SNSビッグデータを解析し現状の消費者インサイトを究明。自社ブランド・商品や類似製品が実際に中国でどう認知されているかを、ベンチマーク商品と比較分析。拡散を最大化するマーケティング戦略を立案します。
・クチコミの醸成・積層化により貴社商品/サービスの認知を高め、ブランド価値を資産化。ブランド価値が高まることで再現性の高い「購買」への下地を作り上げることができます。
・創業当初よりR&D部を設立しており、流行現象やSNS上での拡散現象に関する研究や、SNSデータ解析技術の蓄積があります。また、SNS時代の購買行動プロセス「ULSSAS」を提唱するなど、SNSマーケティングの知識・経験が豊富な専門家が在籍しています。
・ホットリンク総研では、「ソーシャルメディアマーケティングにスタンダードを創る」を目指し、ホットリンクのデータサイエンティストとマーケター、社外の専門家が連携し、SNSプラットフォームのアルゴリズム解析、バズのきっかけとなるクリエイティブ分析、効率的に情報が広まる拡散ネットワークの構築方法など、ソーシャルメディアマーケティングの研究を進めています。
・人工知能・自然言語処理・ネットワーク分析に長けたデータサイエンティストと、プラットフォームアルゴリズム・ユーザー行動を熟知したマーケターが在籍しています。
・ホットリンクでは、アカデミックの先生方や学生と様々な形式で協力関係を築いてきました。共同研究、委託研究、博士課程学生のアルバイト、分析用データセットの提供など、様々な形式が挙げられます。これらの協力関係を通して、積極的にアカデミック人材とビジネス人材の緊密な交流を図ってきました。将来的には、博士取得後、企業に就職してビジネス感覚を鍛えつつ業績を稼ぎ、大学のポジションに就職する。新卒就職後、キャリアアップのために社会人博士で博士号を取得した後、そこで得た知識をビジネスに活用するといった、アカデミックの研究機関と企業の間でシームレスに人材が交流し、それによって日本の情報学、特にAI技術やデータ分析のコミュニティが盛り上がっていくことを期待しています。