デジタルファッションブランド「XXXXTH」がAI技術を用いたコレクションを発表

株式会社既読が運営するデジタルファッションブランド「XXXXTH(=フォックス)」は、AIやブロックチェーン技術の開発を専門とする株式会社XNOVA協力のもと、AI技術「敵対性ネットワーク(GAN)」を用いたコレクション「AI-SCREAM」を発表しました。 NFTマーケットプレイス「OpenSea」にて対象アイテムの購入が可能です。

AIの発展は目覚ましく、将来的には様々な面で人間の能力を超え、職を奪うのではないかといわれています。しかしながら、「新しいモノや価値を創造する」といったような、いわゆるクリエイティブな仕事はAIには不可能であるといった意見もよく耳にします。そこで既読は、AIが人間を超える感性を持つ可能性を証明するために、帽子のテキスタイルデザイナーとしてAIを起用し、アイテムを開発・販売するに至りました。 テキスタイルデザインの制作にあたり、AI・ブロックチェーン技術の開発を専門とする株式会社XNOVAの協力のもと、「GAN(敵対的生成ネットワーク)」と呼ばれる技術を使用しています。常に進化し続けるAIが、クリエイターを脅かす存在になるのか?人間を超える感性を持ち得るのか?を確かめるものであり、「クリエイターのAIに対する悲鳴=AI-SCREAM」をテーマにしたプロジェクトです。

AIには、5つのテーマ(単語)を学習させ、1テーマにつき10枚のテキスタイルデザインを制作してもらいます。「人間だからこそ理解しえる、表現できること」をテーマにして、AIがどのような表現をするのか、クリエイティブに昇華させるのかを顧客に楽しんでもらうことを意図しています。 本企画は第五弾までの開催となっており、テーマはそれぞれ「2045年のNEO TOKYO 」「 “愛”とは」「コミュニティ」「物語をつくる」「カルチャー」となっています。