PatSnap

企業・サービス概要

PatSnapは、2007年にシンガポールで特許分析のスタートアップとして始まり、NUS Suzhou Research Institute(NUSRI、シンガポール国立大学蘇州研究院)や NUS Enterprise(シンガポール国立大学の起業家育成部門)が運営する「BLOCK71」を通じ、中国に拠点を置いてから急速に成長した企業です。

「インベーションインテリジェンス」と名づけたPatSnapの直近のソフトウェアは、R&D戦略の分析、競合相手の追跡、そして科学論文や政府のR&D助成金、スタートアップ資金調達ニュースなどのデータ処理による潜在的パートナーの特定で企業をサポートします。

また2021年、ソフトバンク・ビジョン・ファンド2と Tencent Investmentがリードしたシリーズ E ラウンドで3億米ドルを調達しました。

AI分野におけるポイント

基幹製品である「R&D および IP インテリジェンスプラットフォーム」では、機械学習、コンピュータビジョン(画像解析)、自然言語処理、その他の人工知能技術を使用しています。企業、ブランド、大学、研究機関のイノベーションチームは、これらのプラットフォームを利用して、市場、技術、競争力のある情報や、製品のアイデア出しから商業化までに必要な特許の洞察を得ることができます。

また同社のAI 搭載技術は、異種のデータソースに含まれる数百万の非構造化データポイント間の重要な関係を分析・接続し、研究開発の意思決定の指針となるインサイトを提供し、新しいイノベーションを市場に投入するまでの時間を短縮するのに役立ちます。さらにCEOであるジェフリー・ティオン氏は「当社は10年余りをかけて140カ国から特許データを収集し、人工知能(AI)を使った洞察力を提供している」と語りました。

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