【東大発AIベンチャー】映像内のマスク着用時の人物の顔の認識技術の開発に成功

AI・数理アルゴリズム・ロボティクス分野の最先端のテクノロジーを活用してイノベーションを創造する、東京大学発のベンチャー企業TRUST SMITHグループ傘下の企業である、SMITH&MOTORS株式会社は、東大発AIコンサルティング会社であるDeep Consulting株式会社と共同で、写真・映像内のマスクを着用した人物の顔の認識技術を開発した。

当技術は、グループにより開発された写真・映像内の個人情報を自動でモザイク処理することで、ドライブレコーダー映像を扱うメーカーや映像を一般公開するメディアなどを顧客に、プライバシーの保護を支援する「モザイクAI(マスキングAI)」に使用される。

昨今新型ウイルスが蔓延し、屋外を出歩く人々のマスク着用率が非常に高い状況が続く中従来のアルゴリズムではマスクを着用する人物の顔認識が困難であったため、この技術の開発に取り組み成功した。

膨大なマスク着用時の映像データを学習させることにより、マスクにより顔が覆われている人物の顔認識を高い精度で実現した。

今回の技術によって、従来より活用されていたドライブレコーダーの映像などはもちろん、オフィス内や商業施設における映像データなど、マスクを着用した大勢の人々が行き来する場面においても自動モザイク処理が可能となった。

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