子供の感情を理解する子守AIロボット「Miko 3」

Mikoとは

2014年、インド・ムンバイにて設立されたMiko社は、子供向け会話型ロボットを提供する企業です。同社は、主力製品の「Miko」シリーズの最新版、「Miko 3」の販売を開始しました。Mikoは、大きなタッチパネルを搭載した自動で動く高さ20cmほどの小さくて可愛らしいロボットです。同製品には、さまざまなアプリケーションが搭載されており、子供たちは楽しく学習を進めることができます。具体的には、1,000以上のゲーム、ビデオ、物語、パズル、歌、コーディング体験、ヨガなどを含む、50,000時間ものコンテンツが含まれており、随時追加やアップグレードが加えられるといいます。価格は299米ドルですが、早期購入者には199米ドルの特別導入価格が設定されています。また、全ての有料コンテンツを利用できる「Miko Max」の利用料は、四半期で49米ドル、年間で99米ドルとなっており、現在8か国語に対応しています。

Mikoの特徴

Miko 3は、感情認識と多言語での複雑な会話に対応するAIフレームワーク、音声・視覚認識、アクティブラーニングと行動分析エンジンを搭載しているため、子供たちに楽しい学習機会を提供します。インペリアル・カレッジ・ロンドンのロボット研究者チームによると、Mikoとの対話が人間との対話と同様に脳内の反応を引き起こすという研究結果が発表されています。同製品は、広いタッチスクリーンが搭載されており、携帯電話やタブレットで遊ぶ時間に代わる健全な時間を作り出します。シームレスなビデオ・チャットにより、Mikoは子供と親をつなぎ、Miko Coachによるライブ学習も可能です。複数の言語での学習を含め、幅広いアカデミックなトピックが用意されています。さらに、Mikoを制御するための独自のプログラムを書く方法を教える講座を受講することもできます。

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