ネットショップ向け自動集客ツール「AdSIST」が、特許を取得

「ネットビジネスを底上げする」をビジョンに掲げ、EC、D2C領域のマーケティング支援をする株式会社これから(本社:東京都新宿区、代表取締役:今泉雄介、以下「これから」)は、提供するSaaS型ネットショプ自動集客ツール「AdSIST(アドシスト)」における広告配信技術が2021年6月特許を取得した。AdSISTは「だれでも簡単にネットショップに集客できる」をコンセプトに、容易に国内主要広告媒体への広告展開をすることができ、ネットショップへの集客を可能とする。今回これからはAdSISTにおいて、「広告配信支援システム、広告配信支援方法及び広告配信支援プログラム」(特許第6898665号)を取得した。

国内におけるEC市場の拡大

経済産業省が公表する「令和元年度内外一体の経済成長戦略構築にかかる国際経済調査事業(電子商取引に関する市場調査)」によると(※1)、日本におけるEC市場規模はデジタルシフトの動きにともない着実に増大している。なかでも2020年は新型コロナウイルス感染症の蔓延に伴う外出自粛、それによる巣ごもり需要などにより通販EC事業者の業績は大幅に拡大しており、EC市場がより一層拡大したことが、富士経済による市場調査「通販・e-コマースビジネスの実態と今後 2020」よりわかる(※2)。例えば、国内大手ECモールである楽天市場を運営する楽天グループの2020年1~12月期における国内EC流通総額は約4.5兆円であり、これは前期比19.9%増にあたる。いまだ新型コロナウイルスの収束がみえない現状、非接触、非対面を満たすEC市場はこの先も拡大するといえるだろう。以上のように多くの事業者が参入し競争の激しさを増すEC事業において成功を収めるには、新規顧客の集客が課題となる。これからは、こういった課題を抱え、EC業務のノウハウとリソースが欠如している事業者向けに、過去10に渡る事業展開を経て得た集客ノウハウを搭載したSaaS型自動集客ツール「AdSIST」を開発した。

自動集客ツール「AdSIST」とは

AdSISTは導入数累計5000サイト以上という業界最大級の導入実績をもつネットショップ集客ツールであり、顧客のネットショップとFacebook、Instagram、YAHOO!やGoogleといった国内の主要広告媒体を繋ぎ、顧客が容易に出稿可能である。ECサイト2000社の支援実績から得たノウハウをもとに、AIが効率的かつ最適な広告戦略を立て、ショップと自動連携することで、ショップの商品情報や訪問者のデータを分析し購入見込みの高いユーザーをターゲットに広告を展開する。また、利用料金も比較的安価であり、設定もチャットボットを活用することですべて自動化されているため、導入も容易である。

リリースはこちら

※1 経済産業省 「令和元年度内外一体の経済成長戦略構築にかかる国際経済調査事業(電子商取引に関する市場調査)」 (20200722003-1.pdf (meti.go.jp))

※2 ECzine 「国内の通販・EC市場は2021年に13兆955億円と予測 2019年比で12.3%増/富士経済調査」 (https://shoeisha.jp/help/aboutlink/)