企業・サービス概要
Ziroom は2011年に設立された北京を拠点とするオンライン住宅プラットフォームです。部屋を貸す側・借りる側をマッチングさせるO2O(Online To Offline)のサービスを提供しています。北京、上海、深センなど、9つの都市でサービスを展開しています。管理物件は、20万人以上のオーナーが所有する物件が50万件以上あり、ユーザー数はサービス累計で120万人にも上ります。家を借りたあとのユーザーと自社との“接点”を持ち続けるためのサービスです。
社名の自如(Ziroom)は日本語にすると自由自在という意味です。この名の通り、自分の不動産を賃貸に回したり、民泊として活用させたりと、空き物件を運用するノウハウが蓄積されていて、特に若者を中心に利用者数を伸ばしています。
特徴
内見以外はアプリで完結
内見の予約、本人確認、契約書サイン、支払い、鍵の受け渡しなど内見以外はすべてアプリ上で完結します。連絡・金額交渉は基本チャットベースで行われ、電子契約を採用していて、支払いも電子支払いが可能です。また、物件の鍵は暗証番号式になっていて、入居時は臨時パスワードが発行されます。ゆえに内見から最短2日で入居することが可能です。
物件は全て家電・家具付き
Wi-Fiを含め生活に必要な家電・家具はすべてそろっています。さらに部屋の内装、家具、家電の配置を代行してくれます。
掃除代行サービス
1ヶ月に1回、清掃員が部屋を掃除しに来てくれます。こうした費用は管理費に含まれていおり、追加の費用は一切かかりません。
無償メンテナンス
家電の不良、家具の破損、水漏れなどは即時交換・修理をしてくれます。故意で起こったものでなければ、無償で行ってくれます。こうした連絡もアプリ上で行えます。
賃貸の他、物件購入も可能
長期、短期、ルームシェアに加え購入することも可能です。
このような魅力的なサービスですが、まだ日本には上陸していませんが、中国語が使えなくても外国語で対応してくれので、中国に行かれる予定があれば利用してみてはいかがでしょうか?
孫正義の投資
ソフトバンク・ビジョン・ファンドはZiroomに5億ドル(約537億円)を出資したほか、創業者から5億ドル分の株式も購入しました。この取引に基づく同社の評価額は66億ドルとなりました。