ServiceNow (サービスナウ)

企業・サービス概要

企業概要

 情報技術(IT)サービスを提供する米国のグローバル企業で、2004 年に、Peregrine SystemsとRemedy Corporationの CTO (最高技術責任者) であった Fred Luddy によって創立されました。2018年には、米ビジネス誌『Forbes』が毎年発表している「世界で最も革新的な企業ランキング」で1位となり、2020年には、ガートナー社のマジック・クアドラントで、CRMカスタマー・エンゲージメント・センター部門において、ServiceNowのCSM(カスタマーサービスマネジメント)がリーダーの評価を獲得しました。

サービス概要

 企業向けサービスマネジメントクラウドのSaaS(ソフトウェア・アズ・ア・サービス)のプロバイダで、インシデント管理、問題・変更管理、リリース管理、システム設定管理、資産管理、ソフトウェア開発ライフサイクル管理、コスト管理、ベンダーのパフォーマンス管理などを実現するITサービス自動化アプリケーションのほか、HRサービス自動化アプリケーションを提供します。「Fortune 500」の約80%を含む、世界の大規模企業の戦略的デジタルトランスフォーメーションパートナーです。

 人にしかできない付加価値の高い仕事を創造することを目的とし、企業の生産性を高める業務プラットフォームを提供します。クラウドベースの業務プラットフォームは、IT、カスタマー、エンプロイーなどの視点から、企業内のあらゆる定型業務プロセスを簡素化・自動化することで、顧客体験や従業員体験の向上を実現させます。

AI分野におけるポイント

ServiceNow

 Now Intelligenceを搭載したNow Platform、ServiceNowは、企業向けの実用的なAIとアナリティク機能です。従業員は迅速かつ容易に意思決定を行い、問題を解決し、回答を見つけ、業務を自動化できるようになります。 また、エレメントAIの世界クラスの科学者が持つ技術を応用することにより、ナウプラットフォームのAIイノベーションを加速化するとしています。2020年に入りAIルームシステムズ企業のルームシステムズ(Loom Systems、イスラエル)、パッセージAI(Passage AI、カリフォルニア州)、スウィグル(Sweagle、ベルギー)を相次いで買収していることから、AIイノベーションの加速を進める方針がうかがえます。

「Predictive Intelligence」

 機械学習を使用してワークフローを強化し、定型業務の自動化により解決までの時間を短縮することで、従業員がより意義深い業務に集中できるようになります。

「Predictive Intelligence Workbench」

 プロセスオーナーが、ビジネスで求める成果に基づいて機械学習モデルを構築できます。コーディングスキルは不要です。

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