企業・サービス概要
2004年にAIを活用した機械翻訳システムの開発・販売を行う企業として設立されました。「日本を言語的ハンディキャップの呪縛から解放する」という目標のもと、AIを活用した高精度の自動翻訳サービスを提供しています。
2004年に「21世紀のロゼッタストーン」たらんとの誓いから、「ロゼッタ」に変更しました。2015年に東京証券取引所マザーズに新規上場し、公開価格６９５円に対して、初値3705円を付け、この年のIPO株中トップの初値上昇率を記録しました。2020年には「人類を地理的・時間的・言語的な制約から解放する」という目標を掲げ、本社機能をVR空間へ移転し、AI自動翻訳機能とVR技術を組み合わせた国境フリー・言語フリーのオフィスを創設しました。それによりあらゆる書類作成の手間を省き、リモートワークであってもリアルなコミュニケーションの実現に成功しています。
AI（人工知能）による高精度の自動翻訳サービスを提供。人工知能を用いて次世代の自動翻訳機を開発しています。サイト上には、新発想の統計型辞書「究極の辞書」という辞書サービスや、翻訳サービスがあり無料で利用することができます。
主な製品には、医薬・化学・金融などの2000分野を最大95%の精度（プロ翻訳者並みの精度）で自動翻訳するサービスや医療現場や工事現場での外国人とのコミュニケーションを支援する自動通訳システム、分野ごとに専門家が翻訳を行うプロ翻訳サービスや世界中のバイリンガルに翻訳を発注できるクラウドソーシングサービスを提供しています。
AI分野におけるポイント
・人間のプロの翻訳家に依頼すると時間やコストが非常にかかる専門性の高い分野をはじめとする幅広い分野の翻訳を、AIを駆使することにより最大95%の精度で、自動で行うことができます。
・ユーザー企業毎の独自の社内表現や言い回しをAIが学習し、自動で翻訳を行うことが可能です。
・わずか30ページ程度の参考訳例から、用途に合わせた翻訳カスタムモデルをAIが生成。わずかな参考訳でも、高い再現性の自動翻訳AIを生成。
・テキスト翻訳のみならず、リアルタイムの音声認識による自動翻訳の技術もあり、それを活用した会議音声翻訳ツールや自動通訳システムを提供しています。
・過去の対訳データの内容を引き継ぐ必要がある、定型的文書の翻訳に超絶な威力を発揮。