公務員の仕事は定型化していることも多いと言われていて、AIで置き換わるでしょうか?というアンケートを取ったところ、なんと6割以上もそう考えているという調査結果がでたそうです。(2018年のジャストシステムでの調査です) もちろん、色々な企画や催し、対応をされている方も多いでしょうが、私達が目にするような部署は、たしかに実際に行ってみると、そういうことが多い気がします。一方で、出生届などはおめでとうございます!なんて言われると、アナログで良かったな、と言う気もしますけどね。 では、心配されている自治体などでのAI化は確かに遅れていると言わざるを得ないと思います。 たとえば、先進的な事例としては、次のようなものがあります。千葉市ではAI道路交通管理システムを導入して、スマホで撮影した画像を元に道路の傷み具合を診断して、いつ修繕するかを判断しています。大阪市では戸籍業務の審査に使っていて、これまでは知識が豊富な職員の手が必要でしたが、蓄積された情報を元に学習して精度を高めるような取り組みもされています。 それと、ご質問にあったように、AIが進んだところに住みたいということですが、福岡県糸島市では、移住希望者AIが住みたいと思われる候補地を上げるということもされています。「そこでAIが進んだ場所に住みたいです!」と聞いてみるとうまくマッチングしてくれるかもしれないです。 いずれにしても定型業務へのAI応答システムなどは急速に導入が進んでいますので、ぜひ、「AIの進んだ地域に住みたい!」など大きな声で言っていくことが、きっと政治に声を届かせる第一歩のような気がしてなりませんね。 |