Meta社、子どもの絵に命を吹き込むAIを開発

Meta社(旧:Facebook社)が、子どもが描いた絵の中から自動で人間を識別してアニメーション化する世界初のAIを開発しました。 描いた絵をシステムにアップロードすると、AIが絵の中の人間を識別して、その人間に躍らせたり、ジャンプさせたりすることができるとのことです。

子供が描いた人間は形や色、大きさなどが様々で、統一感がありません。しかし、Meta社の開発したAIはそれらを人間として認識することができ、自動的にアニメーション化することができるといいます。

アニメーション化の最初のステップは、人間とそれ以外とを区別することです。既存の物体検出の手法でも子どもの絵から人間を検出することはできますが、アニメーション化できるほどの精度はありませんでした。Meta社は、畳み込みニューラルネットワークベースの物体検出モデル「MaskR-CNN」を使用することで、この課題を解決することができたといいます。

*物体検出について詳しく知りたい方は、↓の参考記事をご参照ください。

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