企業・サービス概要
空間認識の能力を与える人工知覚(AP)アルゴリズムの研究開発によって、AR/VRや自動運転、ロボティクス、スマートシティ等の領域のイノベーションを加速させてきました。現在ミッシングパーツとなっている”人間の眼のような直感的な空間理解”を、あらゆる機械や機械知能に対して提供できるよう、更なる研究開発に取り組んでいます。人工知覚(AP)と人工知能(AI)を眼と脳のように連携させることで、機械はますます人間のように世界を感じ取り、インタラクションすることができるようになってゆくでしょう。
主に自動運転 / HDマップや産業用ロボット、消費者向けロボット、ドローン / 無人航空機、検査 / 調査 / 地図作成、AR / VR、スマートシティ / IoT、5G等に独自の技術SLAMを活用したソリューションを提供しています。ソニー株式会社を始めとする様々な企業と協力し、コンピュータービジョン領域のエコシステムを構築しています。
AI分野におけるポイント
SLAMと呼ばれる技術領域をベースとして、これを商用グレードに高めた自己位置推定及び環境地図作成関連技術を提供します。この技術によって、機械やデバイスが「どこにいて」「どのように動くべきか」「周囲の環境がどのようになっているか」を理解することが可能となります。このような周辺環境を知覚する技術の品質は、自律化・自動化・無人化されてゆく機械にとって極めて重要です。この技術は自動運転やロボティクス、AR/VR、スマートシティなど巨大な応用可能性を秘めています。
Kudan GrandSLAM
カメラやLiDARをプライマリセンサとして、ToF、IMU、GNSS、ホイールオドメトリなど幅広いセンサデータに対応。商用グレードの性能:高精度、低レイテンシ、高堅牢性、安定性などソフトウェアの基本機能だけでなく、大規模マップへの拡張や、他システムとの統合、クロスプラットフォームなどに対応。様々なセンサに柔軟に対応させることが可能。
・Visual SLAM
商用グレードの高速処理、低メモリ消費、高精度、高堅牢性を実現。
・Lidar SLAM
これまでのLiDARを用いた自己位置推定と環境地図作成が抱える問題を克服し、より高い精度、マップサイズの縮小、低レイテンシを実現。