Clutter

企業・サービス概要

狭い家に荷物が多すぎるという、人々の昔ながらの悩みを解決する倉庫サービスの米国のスタートアップ企業。Clutterは預けたい荷物を自宅まで取りに来てくれる、オンデマンドの倉庫サービス。スタッフは荷物をデジタルのカタログに記録し、倉庫に運んで保管する。預けた荷物を自宅に戻したい場合は、サイトにログインして申請を出せば48時間後には家に届けられる仕組み。

孫氏の投資

2019年、ソフトバンク・ビジョン・ファンドの主導により、2億ドル(約220億円)の資金調達を実施した。今回の資金調達により、Clutterの累計調達額は2億9700万ドルに達し、同社の企業価値は6億ドルとされた。今回の調達資金でClutterはオペレーションを拡大し、年内に新たに3都市(フィラデルフィア、オレゴン州ポートランド、カリフォルニア州サクラメント)でサービスを開始する。

CEOのAri Mir氏は2023年までに世界50カ所でオペレーションを開始したいと述べている。ソフトバンクは今回の出資により、Clutterの競争力を高め、一気に成長させたい考えだ。ソフトバンク・ビジョン・ファンドは、不動産売買プラットフォームのOpendoorにも投資を行っていて、Opendoorで家を売り買いした人が、Clutteの倉庫サービスを利用するシナジー効果も期待できる。

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