音楽でお金を稼ぐことを夢見ても、自分は才能がないと諦める方も多いでしょう。しかし、今やAIが作曲を手伝う時代になりました。『Boomy』というWebサイト・アプリケーションを開発したAlex Mitchell氏は、同アプリケーションを使えばAIが作曲の手助けをしてくれると言います。
*AIについて詳しく知りたい方は、↓の参考記事をご参照ください。
作曲の手順は以下のとおりです。まず、複数のジャンルから一つを選択すると、AIが30秒以内に作曲してくれます。次に、キー・コード・メロディーを選択することで、曲の完成度を高めていくことができます。他にも、楽器の追加や削除、テンポの変更、音量の調整、エコーの追加、音の明るさや柔らかさの調整、ボーカルの追加なども可能です。
現在では、世界中のユーザーがBoomyを使って約500万もの曲を作成しています。BoomyのWebサイトとアプリでは、自分の曲を投稿してSpotifyなどの音楽ストリーミングサイトに掲載し、再生されるたびにお金を稼ぐこともできると言われています。
各音源の著作権については、Boomyが保有し最初の資金を受け取る形式になっていますが、ストリーミング使用料の80%は、曲を作った人に渡す仕組みとなっています。Boomyユーザーの85%は曲を作ったことがない人たちですが、利用者は既にさまざまなストリーミングサービスで合計10万曲以上を発表しており、収入を増加させています。