企業・サービス概要
企業概要
あらゆるマシンデータの取り込み・検索・可視化・分析を可能にするビッグデータ分析プラットフォーム企業です。企業の重要なデータを活用し、リアルタイムのオペレーショナルインテリジェンスを実現するためのソフトウェア製品を提供します。同社製品は、フォーマットや情報源に関係なくデータを収集、索引、検索、調査、監視、分析を顧客に提供します。
同社はシステムのログデータから必要な情報を見つけ出す検索ツールとして2003年に米国で創業されました。もともと創業者はエンタープライズ向けのGoogleを作ろうとしていましたが、断片化したシステムログから(問題が発生した時に)一気にエラーを見つけ出すサーチエンジンというコンセプトで事業化しました。実際にログデータの垣根を取っ払いあらゆるデータをそのまま処理し検索できるスプランクは当初、「データセンターのGoogle」と言われていました。
サービス概要
同社は、ITインフラの運用管理、セキュリティの確保、コンプライアンスの維持、経営上の意思決定に必要な情報の取得（ビジネスインテリジェンス）に活用されています。ただし、これらに限らず、ITシステムが生み出すデータの検索、分析用途に、広く適用可能です。適用対象となる業務は幅広く、政府、保険、航空宇宙、エネルギー、金融サービスなど、様々な業種の企業がすでにSplunkを導入しています。複数のサービスでログ管理をバラバラに行うことは非効率で、Splunkを利用することによって様々なタイプのログを横断的に分析できます。
ビッグデータがバズワードになる時代ですが、実際のところデータはただ集めればいいわけではなく、実際には収集した大量のログの中から関連性を導き出し、照合していく技術が必要で、スプランクを活用することによって膨大なデータを格納、保管し、リアルタイムに分析・可視化し機械学習が活用できビジネスを効率化できます。
AI分野におけるポイント
- Machine Learning Toolkit（MLTK）機械学習ツールによる異常検出の効率化を図ります。
- 重要なシステムの稼働状態から予兆を知ることで、障害を予測し、防止のための傾向と行動を分析します。
- fit や apply などの機械学習 SPL コマンドを使用して、機械学習モデルを直接構築、テスト、運用化できます。あらかじめパッケージされている Python アルゴリズムか、Splunk Python for Scientific Computing Add-on の 300 種類以上のオープンソース Python アルゴリズムのいずれかをインポートすることが可能です。
- TSIは、ITにおけるサービスレベルやKPIを視覚化できる一元化された監視システム・分析ソリューションで、ログ・データからサービスの状態を見やすく視覚化し、運用効率を高め、機械学習によるパターン検出で異常を発見し影響箇所を特定したり、サービス停止危機を回避するための監視を効率化してくれます。