学習の過程の中で何を学ぶにしても、将来どのような人物像や職業像になっていきたいのか、はっきりと持っているかで、その成長のスピードや意欲が変わってくるというのは、皆さん身に沁みて感じているところでしょう。開発も何かを具体的に実現したいときに初めて、それについての知識を貪欲に得たり、新しい技術を吸収していくことで、完成したシステムが出来上がり、いつの間にか技術が身についている、それが理想的な学習の方法だと考えます。
しかし、そうしたプロジェクトにすぐに携わることができる恵まれた環境にいる人も全てではないと思いますので、今日は改めてそうしたAIエンジニアになるために必要となる知識について改めて知っておきたいと思います。どこを目指していくの、知る機会になればと思います。
まず政府においてはAI人材の育成を目標とし、小学生のプログラミング教育を始めとする国全体としてAIを重要視しています。
出典)内閣府
https://www8.cao.go.jp/cstp/tyousakai/juyoukadai/14kai/siryo6.pdf
Aiエンジニアの人材において大事な素養は次の点です。
1、 プログラミング
2、 数学的な知識
3、 機械学習とアルゴリズム
4、 データベースの運用知
では説明をしていきたいと思います。
1、 プログラミング
AIにおけるプログラミング言語はは、Pythonが今は主流になっています。機械学習ライブラリやAIプラットフォームにおいて、Pythonが最も機械学習に適したものとして使われているというも理由です。
2、 数学的な知識
昨今では、AIはツールが充実しているため数学的な知識は不要という話も聞こえてきますが、やはりデータ解析を行う上で、結果的に背景を知っていることは大きな強みになります。
3、 機械学習
AIの学習ですので、こちらは当たり前ではありますが、機械学習に関する全般的な知識を網羅的に身に着けておくことが必要です。
4、 データベース運用
AIを運用するためには大量のデータが必要となります。これらのデータを適切に保存、運用するためには保存する場所となるデータベースの基本的な知識になります。
これらは直接的にはAI技術そのものではないものが含まれますが、AIに関わる様々な人や業界同士とのコミュニケーションにおける基本的な素養となってくるものばかりです。将来なりたい人材像になるためにも、中長期的になると思いますが、心がけてぜひ身につけていっていただければと思います。
allAi.jpでは、皆様のお役に立てる情報を提供していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。